公立・私立中高一貫校受験 まめ子の記録

2019年に娘まめ子の中学受験が終了しました。中学受験に向き合った日々の記録です

咲くやこの花中学校受検前日 その2

受験塾では、前日の夕方から、自由参加のイベントが行われることになっていました。

受検に向けての心構えなどを話してくださるようです。

参加するかどうかは、体調最優先で決めようと話していたため、私立中学校の面接と採寸を終えて帰宅してもなお未定の状態でした。


まめ子は、なんだか落ち着かない様子で、机に向かって勉強を始めました。

かなり迷いましたが、家にいても落ち着かないし、行ってみようとなりました。

親の参加も自由だったので、私も同行しました。


結果からいうと、行って良かったなというのが感想です。

先生は、この一年を振り返っての思いを話されました。今年は、もうひとつの公立中高一貫校である水都国際中学校が新設され、今までのような偏差値の子どもが、そちらへ流れていたとも話されました。

しかし、咲くやこの花中学校の受検者の平均は、この塾の平均と同じと考えてよいと。


倍率については、何倍になろうとも、実質は3倍くらいと考えてよい。

7倍であっても8倍であっても

偏差値60以上で、いわゆる『勝負ができる』ような子の数は、3倍くらいであるとのこと。


咲くやこの花中学校に受からないと、夢を叶えられない訳ではない。

自分の夢を叶えることは、別の中学校でも可能である。

神さまが自分に合った学校を選んでくれるんだよ、と話されて、

私の中でこの塾でお世話になってきたのは、この言葉を聞くためだったかもしれないとさえ思えました。

 

廊下に出ると、壁に、まだ見ていなかった最後の公開テストの順位表が貼られていました。

まめ子は、今までで最高の順位。

当初目標としていた順位も楽々クリアして、堂々と名前がありました。


帰りは粉雪が舞い、とても寒く、まめ子は徐々に緊張感を増していました。

大丈夫大丈夫と励ましながらも、私も緊張感が高まっていました。