薬を飲みやすくする裏ワザ
受験から少し話はそれますが、まめ子は天気の悪い日や暑い日などにちょこちょこ頭痛を発症します。
そこで市販の錠剤の鎮痛剤を飲むのですが、なかなかうまく喉を通らず、口の中に何度も戻ってきて、しまいには苦い〜〜と言いながら、無理矢理飲み込むこともしばしばありました。
実は咲くやこの花中学校の受検当日の朝も頭痛を発症。
緊張して寝不足だったことも一因かもしれません。家を出る時には大丈夫そう…と言っていましたが、途中から徐々につらそうになってきました。
鎮痛剤を飲むよう勧めると、いつもの飲みにくさのせいかあまり気が進まない様子。本人の納得した状態で臨むのがベストだろうなぁと思いつつももう一度鎮痛剤のことを勧めてみたら飲むとの返事。
持ってきた水筒の中身はまめ子のリクエストで温かい紅茶だったため、薬を飲むにはいつもよりさらにハードルが上がりそう。
そのためあわてて自販機でペットボトルのお水を買って薬を飲ませました。
すると、いつもと全然違い1回で錠剤をすーっと飲めたんです。
そこから気持ちに弾みがつき、学校に到着した頃にはすっかり元気になっていてほっとしました。
その後なんとなく気になって調べてみたところやはり薬の飲みやすさには飲む水の温度が関係してくるとのこと。
錠剤→冷たい水
粉薬→ぬるめの水(湯)
が適しています。
冷たい水は勢い良く流れるので、錠剤を運ぶのもうまく、スムーズに喉を通っていきます。
一方ぬるま湯は、舌の下にまで落ちるので、口の中すみずみまで広がって、粉を拾いながら流れていくそうです。
それまでまめ子は常温の水道水などで薬を飲んでいましたので、あのとき以降は、冷たく冷やしたお水や麦茶で飲むようになりました。
偶然とはいえ、あの時冷たい水を買ってスムーズに進みほんとによかったです。
すーっと流れた薬とともに、まめ子も私も心配事がすーっと消えて無事に本番を迎えることができました。